肌潤い コラーゲン

コラーゲンは、肌にも骨にも含まれていて体の中で生成されるたんぱく質の仲間です。

体で作ることができるたんぱく質の中でも主要なものののひとつで、コラーゲンが3割程度であるようです。

コラーゲンはばねのような形をしていて、3本がらせん状になって弾力があるために肌へ潤いを与える役目があり、骨・血管を強くする作用もあるのです。

そして、美肌を作るのみならず、生活習慣病や骨粗鬆症や老眼のような老化現象から守る働きもあって、若さを保つ秘訣とも考えられています。

けれど25歳を過ぎた頃から肌のハリやツヤが落ちてくるとともに、コラーゲンも減る一方で、肌の潤いを持った状態が乱されやすくなります。

そうしたことから、化粧品だけでなく、コラーゲンが含まれている食品やサプリメントなどを自ら摂取していくようにしましょう。

コラーゲンが大量に入っているものといえば、アンコウ、軟骨、鶏肉、豚足など、魚や肉類に多く含まれ、肌の潤いに効果的です。

こういう食品をよく煮て調理するとコラーゲンを十分に体内に取り入れることができるでしょう。

とはいえ、コラーゲンたたっぷり入っている食べ物は、脂肪が多く、カロリーも高いことが考えられるので、必要以上に摂らないように注意して、美肌作りに必要なだけ食べることをおすすめします。

さらに、ビタミンCや鉄分がたくさんある食べ物も同時に食べることで吸収を助け、コラーゲンが体内でも作られやすくなります。

コラーゲンを含むものが体内に入ると、最初にアミノ酸に分けられて、それからコラーゲンができるのです。

食品で摂ることが少ない人は、自分のタイプに合っているサプリメントを使うと便利です。

その他、コラーゲン配合の化粧品を使い続けると肌の保湿力が高まり潤うようになります。